お知らせ NEWS
犬と飼い主の負担を減らすために。犬の脳腫瘍治療に新たな一手を!
犬の脳腫瘍は積極的な治療を行わなければ、発症/診断から数ヶ月で死亡または安楽死となるのが一般的です。
いくつか治療法はありますが、どれも犬と飼い主にとって負担が大きくなっています。少しでも負担が軽減できるよ
う、私たち日本獣医生命科学大学・長谷川をはじめとする共同研究チームでは、「カルムスチン脳内留置剤」を用い
た新たな脳腫瘍治療の研究を行います。
しかし、その薬剤は犬での使用実績がなく、有効性や安全性が担保されていません。その薬剤の費用までも飼い主
家族に負担いただくことはできないと考えています。そこで、「カルムスチン脳内留置剤」の購入費用を募るクラウド
ファンディングに挑戦することを決めました。
クラウドファンディングによってこの研究が加速することで、より早期にこの治療法の成果を公表することができ、他
の治療よりも負担が少ない脳腫瘍治療の選択肢が増えることにつながる可能性があります。
私たちは、患者犬とそのご家族の負担を少しでも軽減できるよう、そして理にかなった脳腫瘍治療ができるよう、こ
の研究に取り組んでいきます。どうか皆様からの温かいご寄付をよろしくお願いいたします。